詞世界

詩ではない。メロディーに乗せるための言葉達=詞。そこに書き手の生き様が現れる。ご覧頂けたら是幸い至極。

詞:棘

もう満たされたくないよ これ以上
かつて見た鋭さよ 飢えよ
言葉を失うぐらいなら もう
誰の心も撃ち抜けなくなるなら

眠れぬ夜のお供の媒体で
自動再生 聞こえてきたフレーズ
抗えぬ僕と対照的に
自己表現 絶対的オリジナリティ

この掌をすり抜けて
夢と理想に阻まれて
衝動は鈍くなっていく
悪夢と悪意に支えられ

芯から吐き出したいんだ
いつから押し潰されて
芯が強い人になりたい
いつなら胸を張れる?

もう満たされたくないよ なんて戯れ言
かつて見た幸福は違うだろう
言葉も出てこなくなるような
自分の心も掴めなくなるような
ヤワな夢じゃなかったはず

この掌をすり抜けて
夢と理想に阻まれて
イマジネーション 薄れて
辛い現実にうながされ

芯から吐き出したいんだ
源泉ならここにある
芯が強い人になれるさ
この衝動を抱きしめて

この胸を突き刺して

詞:在りし日の幻想

産み出すことに疲れたから壊していくの?
ただ飽きただけでしょ?自分を着飾ることに
まだ終わってないよ?君はそれでいいの?

現実に目を背けて 何を掴めるのさ

落ち込んでもいい 凹たれてもいい
諦めるな そう立ち上がれ そう悟ったなら

立ち向かい疲れて逃げ出してしまうの?
ただできないと思い込んでるだけでしょ?
まだ始まってないよ?俺はそれでいいの?

失敗に縛られて 何を叶えるのさ

落ち込んでもいい 凹たれてもいい
諦めたら そこで終わりさ どこにも行けない

疲れたなら休めばいい 後退りはするな
君の心を離さないトラウマと在りし日の幻想

環境のせいにしても 何も変わらないさ

落ち込んでもいい 凹たれてもいい
諦めるな さぁ立ち上がれ さぁ悟ったなら
傷付いてもいい 傷付けてもいい
諦めるな その信頼を その絆を
君だけじゃない 俺だけじゃない
回ってるよ 世界はいつでも そう止まらない
追いかけていけ 信じ続けていけ
疲れることに疲れたなら その幻想を振り払い進め

詞:叫

叫べ 叶わぬ願いを

叫べ 届かぬ想いを
響け 君の心に
響け 僕のうたよ

大好きなんだ 壊れてるんだ
心地好いリズム 刻むギターリフ
心踊るんだ 体震えるんだ
止まぬ重低音 響くビートに合わせ

マイナスもポジティブも
心に浮かぶよしなしごとを
音の波に乗せて

叫べ 叶わぬ願いを
叫べ 届かぬ想いを
響け 君の心に
響け 僕のうたよ

夢見ていたよ 今だから言うよ
まだ遅くないかな まだ間に合うかな
心踊るんだ 体震えるんだ
止まぬ初期衝動 鳴り響かせたくて

清濁併せ呑み
これ以上なく純粋な
あらゆる感情を込めて

叫べ 叶わぬ願いと
叫べ 届かぬ想いと
押し潰されてきた?
押し潰してきた?

叫べ あらゆる願いを
叫べ 伝えたい想いを
響け 夢のままの夢
響け 叶えたい夢

叫べ 想いのままを

詞:MUSE

夜風に想う 駆け抜けた日々よ
未来を愛しても 過去は許してくれない

夜空に耽る まだ見ぬ日々よ
現在を愛したら 未来に許されるのか

正しさとは 過ちとは あるべき形とは?
答えなどない 誰も知らない 押し問答に終息を

別れと出逢い 不可避の摂理
希望はひとつだけ 誰も教えてくれない

歓びとは 哀しみとは ありたい姿とは?
答えならある 誰も知らない 押し問答を繰り返し

ただ何気無く ただ思うまま 歩き続けてきた
ただ気が付けば 取り返せない 代償が積み上がり
ただ何気無く ただ声をかけた 同じ痛みを知る君と
ただ気が付けば 失くしたくない 愛情が膨れ上がり

正しさえ 過ちさえ ここまで辿り着いた
事実が謳う 感じてはいる 押し問答の成れの果て

ただ何気無く ただ思うまま 歩く先で交わって
ただ気が付けば 取り返せない 現実の狭間で
ただ何気無く 取り憑かれた主観と 理想は相反して
ただ気が付けば 大したことはない 感覚で補って

理解さえ置き去りでいい ありたい姿なら
理想ならある 未来に描く 姿を目指し 歩き続けよう

詞:Flame of Heart

吹き荒ぶ風に立ち向かい
眩しすぎる光に折れた
突き刺さる音色に魅せられ
異なる夢を奏で始めた

絡み合い見失っていった
すれ違うそれぞれの未来
新たな願いを拾い集め
またつながるその刻へ

まだ消えないで その声は
衰えないで 燻っていたから

未来へ向けて奏でた詩は
今も変わらず流れているから 信じて欲しい
約束だった確証はないけど
ずっと変わらず胸に宿すよ 想いの炎を


一時の別れ 流れた幾つもの涙を
その身体にその生き様に刻んだよね
一時の別れ 流した幾つもの旋律を
この身体にこの青春に刻んだから

吹き荒ぶ風に立ち向かい
眩しすぎた光を目指す
突き刺した音色を求めて
時空を超え交わるその時を


未来へ向けて奏でた詩は
今も変わらず流れているから 信じて欲しい
約束だった確証はないけど
ずっと変わらず胸に宿すよ 想いの炎を

再会へ向けて描いた夢は
今も変わらず続いているから 信じていて
約束したよいつでもここにいるよ
ずっと変わらずどんな荒波も乗り越えよう


僕の胸に炎を灯してくれた
数々の景色を与えてくれた
数々の奇跡を起こしてくれた
今度は奇跡を起こそう
胸に宿す炎滾らせて

詞:DREAM EVER

どこまで行ってもいつまで経っても
答えはここにはないだろう
2人で見つけるしかないのさ
2人だけの答えなら

ふとした瞬間
仕草や言葉の節々に
感じた違和感
誤解や焦燥、すれ違い

熱が冷めそうになっても

どこまで行ってもいつまで経っても
答えはここにはないだろう
未来に見出だすしかないのさ
今は出せない答えなら

抱けない確証
現状や過去のトラウマに
覚えた既視感
浮かんだ面影、自己嫌悪

今振り払えなくても

どこまで行ってもいつまで経っても
答えはここにはないだろう
2人で見つけるしかないのさ
2人だけの答えなら

どこまで行ってもいつまで経っても
育てていくしかないだろう
この気持ちだけは忘れたくないのさ
2人が歩む未来
そこで抱いていたい
この夢とこの愛を

詞:BETRAYER

現実はかくも儚く
口にすればいとも容易く 消えてしまいそうで

いつかあった恩情さえ失われて?

未来 夢 破壊 絶望
過去 現在 抱く 希望

憧れはかくも儚く
掴めたならいとも容易く 冷めてしまいそうで

育まれた温情さえどうでもよくて?

未来 夢 破壊 絶望
過去 現在 目指す 希望

未来 声 放つ 舞台
照らす 光 放つ 衝動

betrayal 立場を変えれば 忘れたかのように
flip-flops 拒んでいた言葉 忘れた振りして吐き出す

未来 夢 破壊 創造
現在を 選び 過去を 捨て

運命を手繰り寄せよう

壊れてもいい
壊れたなら また産み出せばいい
後悔もいい
後悔できる喜びを 感じて生きろ 今