詞世界

詩ではない。メロディーに乗せるための言葉達=詞。そこに書き手の生き様が現れる。ご覧頂けたら是幸い至極。

詞:Me

伝えたいこともなんもない
残したいこともなんもない
ただ今を受け入れて 満足して生きたいだけだ

明日の予報は雨だった
けれども今日は晴れだった
ただ今を受け入れて 雨に打たれてもいつか乾くから

腐った世界と人は言うけど 俺はまだ汚れ切ってない
腐った世界に飽き飽きして 俺はまだ精一杯に生きてない

凶悪な事件が世を騒がす
狡猾な策が人を惑わす
悲しい事故が世に蔓延る

予期せぬ結末に困惑
転嫁を繰り返す哀れさと
無表情の群れ

腐った世界に転がる 俺は俺の悲しみと比較して
腐った世界なんかよりも 俺は俺の生活が大切さ

喉元を過ぎれば熱を失う
横目に過ごす悲しみ会見
立場が変われば訴えかける
笑顔も泣き顔も 所詮はその場凌ぎで

まるで他人事 異論を唱え
遠い世界で 想像さえもできない 興味も抱けない
終わってるのは俺の方?

腐った世界と人は言うけど 俺はまだ汚れ切ってない
腐った世界に飽き飽きして 俺はまだ始まれてもない
腐った世界に辟易して 自分だけで呼吸困難で
腐った世界で もがき生きてる君のことなんて 見えないくせに

「大事にしたい」「君がいなければ」
真相はそうさ 「まだ生きてない」自分が大事なんだ

腐った世界も知らないくせに 目を背けてばかりのくせに
一人前に声を上げてみても 誰にも響きはしないんだよ
もうわかってるんだよ 目を開けろ 滑稽な世の中 自分だけの叫びを