詞世界

詩ではない。メロディーに乗せるための言葉達=詞。そこに書き手の生き様が現れる。ご覧頂けたら是幸い至極。

詞:Phantom

心に雨降り注ぐ 夕暮れを過ぎて闇の中
どんなに歩いても道なんて見えなかった
午後8時を過ぎれば街も灯りを失ってく
取り残され天気雨
誰もいない僕は孤独?
たったひとつだけ ほのかな光

心の声途切れてく 絶頂と思えたのは幻想
どんなにもがいても安らぎは得られなかった
午後8時の幸せはあの夕焼けに置き去り
人混みをすり抜けて
交われない僕は孤独?
たったひとつだけ ほのかな光

まだ弱く放つ光
まだ宿しただけの炎

枯れた声でいい 歌い続ける あの空へ向けて
濡れた空へ向け 叫び続ける 心の限りを尽くし

もう立ち止まらない もう振り返らない
もう見失わない もう鬱ぎ込まない

さぁ駆け抜けろ さぁ突き進め
さぁ手を伸ばせ さぁ掴み取るんだ

今はまだ幻 それでも足取りは止まない
まだ弱い光 けど確かに宿した この炎 絶やさぬように